知り合いの女性と話をしていたら、なぜか性欲の話になってきて、その方は、ほとんど性欲がないとのことでした。
性欲がないというよりは、性的なことの気持ち良さが全く分からないとのことで、
「性欲は男性にしかなく、女性には、そういうのはない」
との極論でした。
その方は、結婚されており、子供を産んでからは、ほとんどセックスレスで、ご主人との行為に関しては、一切、気持ちよくないので、どうしてものときには、お金をもらって行為をしているとのことでした。
まあ、そんな感じで性欲というのは、人それぞれというか、個性があるものだろうなあと思います。
これまで依頼をしてくださった女性の中には、いわゆる不感症かもしれないと悩んでいる方からのご依頼がありました。
それで実際に依頼を受けて施術をしてみますと、中には、
「本当に不感症なんですか???」
というくらい感じる女性がおられました。
恐らくですが、本当は、とても感じるのに、「自分では不感症だと思い込んでいた」だけでしょうか。
もっといえば、これまでに感じさせてくれる男性と出会うことがなかった、もしくは、性的に合わない男性と付き合っていたのかもしれません。
その他の例としましては、
性的な開発を続けていくことによって、徐々に感じていくケースというのがありました。
ある女性は、結婚が決まっていて、彼との行為であまり感じないことに悩んで、それで結婚するまでの合間に、性感マッサージを受けて、感じるようになりたい、というような依頼がむかしありまして、半年ほど性感を行い続けた結果、以前よりも、ずっと感じる身体になったというケースもありました。
その一方で、どんなことをしても、やっぱり全然感じなかったという女性もおられました。
施術で感じなかったとしても、決して不感症ということではなく、ただ僕との相性が合わなかっただけだと思います。
不感症で悩んでいる方いらっしゃれば、多感症?ということで悩んでいる方もおられました。
多感症というのは、その名の通り、感じすぎて逆に困っている、ってことですね。
具体的には、マッサージだけで感じてしまう、というお客さんもおられました。
普通のマッサージをしただけでも、感じて声が出たり、あそこが濡れてきたりしていたようで、それゆえに、マッサージ屋さんに迷惑がかかるから、どんなに肩がこっていても疲れていても、そこへ行くことができないとのことでした。
ということで、いくら濡れても構わない、いくら大きな声を出しても構わない僕のような性感マッサージ師に依頼してくださることとなったのは、ありがたいことですが、でも悩みは深刻そのものだったかと思います。
ということで、性の悩みは、どこまでも尽きないものですが、ちょっとでも気持ちよくなるような施術を心がけたいものですね。