今月の6月、東京にあります「クンニ道場」へ行ってみました。
その名のとおり、それを教えてくれる、ちょっとあやしい道場でした。
僕はそれほど下手ってこともないのですが、すごく上手だってことでもない。それで特に困ることはありせんでした。
しかし、それを望まれるお客さんにはもっと気持ちよくなってほしいという想いをもって、今回、勇気を振り絞って参加をすることにしました。
なぜ勇気を振り絞る必要があったのか。
それは、正直、料金が高かったからです。
「事前の振込み25000円」が必要でして、それは少し高いなあとそれゆえに悩みましたが、もし、仮に役に立たなかったとしても、何かいいネタになればいいかと思い、申し込むことにしました。
そうして、当日。
集合場所である、とあるバーへ行きますと、僕だけかと思っていましたら、幾人か生徒さんがいて驚きました。人気があるのですね。
時間は、120分ほど。
最初の60分間は、クンニの講義でした。資料をいただいて、それを読んでいくだけでした。あまり役に立たないような話を60分間以上も聞かされて、ようやく実践となりました。
待ちに待った実践ですが、やや年配の女性がベッドの上に横たわり、M開脚をして、生徒さんがあそこを3分間、舐めていきます。ちょっと非日常的な雰囲気はとても良かったです。
最初はメガネをかけた男性で、先生からはどういう風に舐めたらいいのかはいっさい教えてもらえず、
「今までの自分の舐め方で、クンニしてください」
と言ってきたので、彼自身のスタイルで舐めていきます。
そうして、セットしていたタイマーがなれば終了となります。
実践を終えて、先ほどのクンニがどうだったのかを言ってくれます。なかなか女性の意見を聞くことがないので、そのことに関してはとても勉強になるのかと思いました。
で、僕の番がやってきました。
僕のいつものパターンとしては、まず大陰唇をゆっくり舐めていき、それから小陰唇、膣口、クリトリスという風な順番ですが、ただ今回は3分しかないので、小陰唇をチロチロと、それからクリトリスをゆっくり舐めていきます。
クリを舐めながら、女性の反応を見ていきます。実際に3分というのは、わりと長く感じました。そうこうしているとセットをしていたタイマーがなりました。
それで、僕のクンニがどうだったのかを女性が説明をしてくれました。そんなに悪くはなかったけれど、どうも密着度が弱かったようです。もっと、舌を密着させてクリを舐めるとよりよかったとのことで、しつれいながら意外に的確なアドバイスでした。
そうして、3分を幾度か繰り返して終了となりました。
僕としては、最初の60分の講義がいらなくて、ずっと実践をしてくれたらよかったのに、と思いました。
ひとつ良かった点としましては、幾人かいた生徒さんの中で、僕がいちばん的確にクンニリングスができていたといういことで、何とか性感師のプロとしての面目が立つことができました。
ちなみに、この道場ですが、
入門コースの次が初級コース(2単位)→中級コース(3単位)→上級コース(数回)と、そんな感じになっていて、ふつうにそれができるようになるまで、おそらく10回以上は通わないと難しいと思います。ということは、最低でも25万円以上はかかるという計算となりますね。
それと、先生の名言ですが、
「クンニの道は一日にしてならず」
ということで、日々、実践していくしかないようです。
今回の講義が終わった時に、舌の動かし方など、日々のトレーニング方法を教えてくださったので、練習をして、より上手になっていけたらと思っています。