ときどきですが、ものすごく体の感度が高い女性が、性感の施術を受けに来られることがあります。
体の感度が高いというのは、どういう感じかというと、
「足を触れるだけでも感じてしまう」
という風な感じです。
例えば、僕が性感を行うときに、まずは、ふくらはぎを軽めにオイルマッサージを行うのですが、もう、それだけでも感じてしまい、悶えてしまいます。正直、施術者としては楽ですね笑
足を触れるだけで、大声をあげて震えるくらい感じているので、性感を始めた当初は、
「わざと感じているふりをしているのかな」
と思っていたのですが、そういう女性を幾人も施術した経験から、
「ああ、こういう感度の高い体質なんだな」
と思うようになりました。
それだけ感度が高いと、特にテクニックも必要とせずに、何度も何度もイキ続ける場合が多いですね。
あまり感じない女性からしたら、感じられる体質というのは羨ましいと思うかもしれませんが、それだけ感度が高いと、わりと日常にも影響がある場合も多いので、本人からしたら大変なことのような気がします。
ただ、感度の高い女性というのは、少数派ですね。
多くの場合は、性感を始めてしばらくして悶えるように感じだします。
あるときから、それはまるで何かのスイッチが入ったかのように感じるので、僕はその感じる瞬間のことを「性感のスイッチ」と呼んでいるのですが。
性感のスイッチにしても、「弱」で入る方や「強」で入る場合もありまして、その強弱というのは、おそらくは、それも感じる体の体質によるものかとも思っています。
具体的に「性感のスイッチ」が入るためには、どういうことが必要かというと、それはゼンギかと思います。
どちらかといえば、何かすごいテクニックというよりは、ゆっくりと丁寧に繰り返すゼンギの方が、よりスイッチが入るやすいように感じますね。
多くの男性は、AVのように激しく攻めることにより女性が感じると思いがちですが、それも間違いではないでしょうけれども、最初はゆっくりと丁寧なゼンギを行って、性感のスイッチが入り感じ始めてから、激しく攻めるという順番があるような気がしています。
まあ、特にゼンギがなくても、イクということはできると思いますが、ただ、ある程度の感じる体質で、そのうえで性感のスイッチが入った状態でないと深くイクというか中イキというのは難しいのかなと思います。
あと、感じる体質というのは、性的な悦びを繰り返していくうちに、段々と、感度が上がっていく場合がありますね。これまででも、例えば、胸がいっさい感じなかった女性が、何度か性感を繰り返して施術をしていくうちに、すごく感じられるようになってきたという場合もありますね。